ABOUT BVLGARI ブルガリとは

• ブルガリの誕生と時計界への参入

  銀細工職人であったソリティオ・ブルガリが1884年、ローマにて開いた宝飾店がブルガリの歴史のスタートです。当時プラチナ、ダイヤモンドが主流だったハイジュエリー製作にイエローゴールドやカラーストーンをはじめとした色味のある素材を取り入れ、色鮮やかなジュエリースタイルを確立したブルガリ。そんなブルガリが時計界へ参入したのは1970年代。今日まで受け継がれるブルガリのアイコン、ブルガリ・ブルガリを皮切りに本格的にウォッチメイキングをスタートさせました。

• 本格マニュファクチュールとして

  2000年には天才時計デザイナーと謳われるジェラルド・ジェンタ氏が自らの名を冠したジェラルド・ジェンタおよび同じくブランド名に創業者の名を冠した、トゥールビヨンをはじめとした複雑時計の製作に長けていたダニエル・ロートを傘下に収め、ブルガリのウォッチメイキングはさらに加速しました。2010年には時計メーカー宣言を果たし、完全自社製ムーブメントを発表するなど、今日では時計通をも唸らせる本格マニュファクチュールとしてその存在を確固たるものとしています。

• ハイセンスなラインアップ

  ブルガリの打ち出す腕時計はどれもイタリアらしいハイセンスなデザインのものが揃います。コインにインスピレーションを得たベゼルのダブル刻印ロゴが特徴のブルガリ・ブルガリ、前衛的な素材使いで大人気を博した革新的なアルミニウム、一度見たら忘れないユニークなスクエアフォルムのアショーマ、オクタゴンとラウンドが融合したオクトなど多彩なコレクションを誇ります。中でもオクトには、驚異の薄さを誇る自社製極薄ムーブメントを搭載したフィニッシモを始め、ハイスペックなラインも揃っています。

• ブルガリ時計のアイコン ブルガリ・ブルガリ

  1977年に発売されたブルガリ・ブルガリ。ジュエリーでも同名のコレクションが展開されているため、聴き馴染みのある方も多いでしょう。本コレクションは、同社にとって腕時計ブランドとしての知名度を飛躍的に向上させた特別な存在です。ベゼル上下に刻まれた”BVLGARI・BVLGARI”のコレクション名をデザインコードに、素材違いやカラー違いなど種類豊富なラインアップが展開されています。一目見てブルガリウォッチと分かる腕時計が欲しいなら第一選択肢として候補に入れておきたいコレクションです。

• 斬新な素材で話題を呼んだアルミニウム

  高級時計の素材としては珍しいアルミニウムとラバーとを融合させて斬新な質感を纏って誕生したアルミニウムコレクション。1998年に発表された当時も大きな話題をさらいましたが、そんなアルミニウムから2020年には新作がリリース。俳優・歌手として活躍するブルガリのアンバサダー、山下智久さんが着用したことでも注目を浴びました。マットな風合いでアーバンかつブルガリらしいラグジュアリーがミックスされた今勢いのあるコレクションです。

• 生産終了後も人気のアショーマ

  エルゴノミクス(人間工学)に基づいて設計された独特のフォルムが特徴のアショーマ。湾曲した形状は手首にしっかり沿うようにつくられており、単に珍しいデザインというだけでなく、実用性に基づいた配慮がなされています。フォーマルに落ち着きがちなレクタンギュラー調のケースでありつつも、アラビア数字のインデックス配置やクロノグラフ搭載によって見事に調和がとれたスタイルを実現しています。現代は残念ながら生産終了していますが、中古市場での流通があるため入手も不可能ではありません。

• ジェラルド・ジェンタデザインをルーツとするオクト

  オクタゴン(八角形)とラウンドが融合したブルガリきってのラグジュアリースポーツウォッチ、オクト。ルーツにジェラルド・ジェンタ氏の作品を持つだけあって、そのハイセンスなデザインもさることながら、ブルガリのウォッチメイキングにおける技術の粋を集積させたオクト。複雑機構の搭載にも関わらず超薄型時計をリリースするなどして、時計界でも話題を呼ぶコレクションとなっています。見た目のおしゃれさだけでなく、本格時計としてのメカニカルな側面もこだわりたい方にもおすすめです。